結納・婚約
地域別結納のスタイル

■地域によって異なる

結納は地域によってしきたりが異なりますが、大きく分けると関東式と関西式のふたつがあります。結納を行うときは、お互いの出身地のしきたりを確認し、親と相談しながら内容を決めましょう。また、両家で行う儀式なので、準備段階でのコミュニケーションが大切です。双方の考え方が違うままだと、当日 になって相手に恥をかかせたり、気まずい雰囲気になったりして、後悔が残ることにも。
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■関東式と関西式のおおまかな違い

● 関東式
結納品は9 品目が正式で、白木の献上台に、5〜9品目をのせます。また、男女どちらも結納品を用意し、仲人が両家を往復して結納品を交換します。地域によっては、女性が2品少なくすることもあります。

● 関西式
結納品9〜11品目を1品につき1台の献上台にのせます。関東式にくらべ、飾りも豪華なのが特徴。結納を納めるのは男性だけで、仲人は、男性から女性へ結納品を届けます。

☆ 北海道
一般に「合理的な結婚」で知られる北海道ですが、結納を行う場合は関東式。女性宅で行われていましたが、最近はホテルでの結納が主流です。

☆ 東北
結納が行われることが多い地域です。結納品9品目を1台の献上台にのせ、男女で交換するシンプルな関東式です。

☆関東
首都圏では結納を行わないカップルが多いようですが、北関東では、親族も列席して大勢で行うケースも見られます。

☆ 北陸
品目、飾り方ともに関西式。富山、石川では相手の家族に高価なおみやげを持参しますが、最近は簡略化され、現金や商品券を渡すことが多くなっています。

☆ 中部
関西式と同じで、1台に1品を飾ります。豪華な飾りが特徴で、呉服細工(反物で宝船や鯛、酒樽を形作ったもの。あとで着物に仕立てる) が添えられることもあります。また、先祖に線香を贈ります。

☆ 浜松
浜松市が関東式と関西式の境界といわれています。

☆ 近畿
関西式の7品目が主流ですが、9品目で行われることもあります。

☆ 中国
地域によって形式が大きく異なります。結納返しは別の日にするほうがよいとされています。

☆ 四国
高知では関東式、香川や愛媛、徳島では関西式が主流です。一般に、四国は結納金が高いことでも知られています。

☆ 九州
結納のしきたりを重んじる地域です。関西式が基本ですが、さらに、お茶や清酒が加わることも。結納前に、男性側が女性宅に酒1升と鯛1尾を届けるなど、結納前の儀式も含め、地域によって細かなしきたりがあります。